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09夏甲子園全試合結果&コメント

<24日の試合結果>
「日本文理9回の驚異的粘りも及ばず、中京大中京が43年ぶり史上最多7度目の夏制覇。」
―決勝―
日本文理(新潟)9-10中京大中京(愛知)

     一二三四五六七八九 計HE
日本文理 011000115 9141
中京大中京20000620X 10171


…中京大中京が、日本文理の驚異的な粘りを何とかしのぎ、43年ぶり史上最多7度目の優勝。中京大中京は初回に4番堂林の2点本塁打で先制。6回には集中打で6点を奪い、8-2とし試合を決定づけたかに思われた。しかし10-4で迎えた9回表2死ランナー無しから日本文理の1番切手が四球を選ぶと、続く高橋隼から2塁打、3塁打、死球、四球、ヒット、ヒットと、ここまで全試合2ケタ安打の日本文理の強力打線が驚異的な粘りを見せ、一気に1点差まで詰め寄る。同点・逆転の期待がかかったが、8番若林の強い打球は惜しくも中京大中京のサード河合のグラブに収まり、この瞬間、中京大中京が43年ぶり7度目の栄冠を手にした。日本文理は中盤に6点差とされ、万事休すと思われたが、7,8回と反撃、9回も2死から驚異的な粘りを見せ、最後まで諦めない戦いを見せた。



まずは…凄まじい試合でした…。リアルタイムで見たかった…録画しとけばよかった…。中京大中京は、私が大会前から唯一「優勝候補」として挙げていた学校でした。それがまさか当たるとは! 実際、優勝校当てるのって超難しいんですよね。05年春の愛工大名電以来の優勝校予想正解でした。まぁそんなことはどうでも良いのですが、本当に両校優勝にさせたい試合でした。
中京大中京は地方大会チーム打率2位(.474)の破壊力を甲子園でもいかんなく発揮しました。特に3番河合、4番堂林らは相手にとって脅威であったでしょう。ちなみに3番の河合は大会前から今大会No.1バッターだと思っていましたが、甲子園で打率.536、2本塁打と素晴らしい活躍でした エース堂林は決勝では打ちこまれたものの、低めを丁寧につく玄人好みの投手であり、4番としても素晴らしい活躍をみせました!
日本文理は決勝でも14安打で、甲子園全試合2ケタ安打と今大会の印象的な強力打線でした。エース伊藤は今日は中京大中京打線に打ちこまれたものの、日本文理の絶対的エースとして甲子園全イニングを投げ切る力投を見せました。新潟県勢の春夏通じた過去最高成績はベスト8。今年の日本文理は新潟県勢初のベスト4、そして決勝進出と、新潟県野球史に残る戦いを見せました。ちなみに日本文理は春はベスト8の経験はありましたが、夏は0勝でした。初の夏1勝から一気に駆け上がり、今日の決勝の激闘…本当にお疲れ様でした! 日本文理高校、感動をありがとう!!





<23日の試合結果>
「日本文理が新潟県勢初の決勝進出、花巻東はまさかの大敗。」
―準決勝―
第1試合
県岐阜商(岐阜)1-2日本文理(新潟)
…日本文理が中盤の2得点を守り切り、新潟県勢初のベスト4の勢いそのままに、初の決勝進出。エース伊藤は県岐阜商の打線に対し被安打6、11奪三振の完投。県岐阜商は最終回粘りを見せ、一打同点の好機を作ったが及ばなかった。

第2試合
花巻東(岩手)1-11中京大中京(愛知)
…中京大中京が4本塁打を含む11得点で圧倒。先発堂林は8回まで6安打とまとめた。花巻東はエース菊池を欠く中、打陣の奮闘が期待されたが、7安打を放ちながらも再三の好機をつぶすなど、ここまでの戦いで見せた試合巧者ぶりが見られず、投手陣も踏ん張れなかった。



日本文理は新潟県勢初の決勝進出です! 今日は予想外に投手戦を勝ちました。エース伊藤くんも見事です。県岐阜商は惜しくも敗れましたが、古豪復活ですね…エース山田くん中心に「強い」チームでした。
花巻東は菊池がいないせいの(まぁちょっと投げましたが)敗戦ではないと思いますね。なんかいつものソツのない野球とは程遠い感じでした。ただ、今年の花巻東の活躍は、岩手県の歴史に残るものだったことは間違いないでしょう。 中京大中京はついに来ました…。大会前から優勝候補は中京大中京一本で言い続けていましたが、その通りに上がってくることってのはなかなかないものです。いやぁ奇跡だ!






<22日の試合結果>
「 県岐阜商が帝京破り45年ぶり4強。都城商は2試合連続大物食いならず。」
―準々決勝―
第1試合
帝京(東東京)3-6県岐阜商(岐阜)
…県岐阜商が序盤のリードを守り切り、45年ぶりの4強。帝京は中盤以降は継投で県岐阜商の追加点を防ぎ、何度も好機を作ったが、県岐阜商の好守などもあり、要所を締められた。

第2試合
都城商(宮崎)2-6中京大中京(愛知)
…中京大中京が中軸の集中打で都城商を退けた。都城商は4回に2点を返し4-2としたが、5回以降は中京大中京のエース堂林の丁寧な投球の前に無安打と、反撃の芽を摘み取られた。


いやぁ、帝京負けましたか…。 県岐阜商はPL戦のときもそうでしたが、ソツがないというか、試合が上手いというか…ちなみにもし県岐阜商が優勝したら夏は1936年(戦前!!)以来73年ぶりのことになります。帝京は攻めきれなかった感じですかね? ただ今年も本当にスケールの大きなチームでした!
都城商は若干期待していましたが、さすがに無理でしたね。新西・藤本ら投手陣を中心にとてもよくまとまった好チームでした。中京大中京はここへきてエース堂林が素晴らしい投球を見せました。もしかして優勝校当てちゃったりして…^^…とかいうと次で負けるんでしょうが。汗





<21日の試合結果>
「花巻東が粘る明豊を振り切り春夏連続の4強、日本文理は新潟県勢初の4強。」
―準々決勝―
第1試合
明豊(大分)6-7花巻東(岩手)(延長10回)
…花巻東が延長10回、3番川村の中前適時打で勝ち越した。明豊は序盤の失点を中盤以降追い上げ、逆転したが踏ん張りきれず、春の雪辱はならなかった。花巻東の先発菊池は背中の痛みで5回途中降板。

第2試合
日本文理(新潟)11-3立正大淞南(島根)
…日本文理が終盤の集中打で、新潟県勢初の4強入り。立正大淞南は6回に4番でエースの崎田の本塁打で勝ち越したが、新型インフルエンザの影響でベンチ入りはわずか13人だったということもあり、終盤力尽きた。



明豊惜しかったですね…春夏連続で花巻東に敗れましたが、記憶に残る好チームでした。
花巻東は春夏連続4強入り、見事です。地味なデータですが、春準優勝校が夏もベスト4まで残ったのは2000年智弁和歌山(春準V、夏V)以来9年ぶりのことです。今日はエース菊池が5回途中、背中の痛みで降板したのがやや気がかりですが、チームとしての力は非常に高いですね。
日本文理は自慢の強打で、新潟県勢初の4強入りを果たしました。ややくじ運に恵まれたところもありますが、打線の力は高いものがあります。立正大淞南は初出場ながら大健闘でした 最後は新型インフルエンザもあり、やや気の毒でしたが、4番でエースの崎田を中心に、素晴らしい戦いぶりでした!





<20日の試合結果>
「都城商が智弁和歌山破り8強。花巻東・菊池は本領発揮。」
―三回戦―
第1試合
明豊(大分)8-6常葉橘(静岡)(延長12回)
…明豊が延長12回に併殺崩れの間の好走塁で2点を勝ち越した。常葉橘は4回までに6得点を挙げ、試合を優位に進めたが、明豊の今宮の好リリーフで流れを断たれた。常葉橘先発の庄司は211球の力投を見せたが及ばなかった。

第2試合
長野日大(長野)5-15中京大中京(愛知)
…中京大中京が16安打で打ち勝った。長野日大はこの日も強打を見せ、5回には5-5の同点としたが、後半はわずか1安打と沈黙した。

第3試合
花巻東(岩手)4-1東北(宮城)
…花巻東がソツのない攻撃で東北勢対決を制し、春夏連続の8強入りを決めた。東北は、この日好調だった花巻東の菊池の前に6回の連打で1点を返すのが精いっぱいだった。

第4試合
都城商(宮崎)4-1智弁和歌山(和歌山)
…都城商が初回に先制、強豪智弁和歌山相手に終始試合を優位に進め、28年ぶりの出場で28年ぶりの8強入り。智弁和歌山先発の岡田は後半は立ち直り、12奪三振と力投したが、打線が最後まで都城商先発の新西を攻めきれなかった。また、高嶋監督の甲子園勝利数歴代単独1位もならなかった。



明豊は今まで野口・今宮が登板していましたが、今日初めて山野が投げました。予想以上に良い投手でした! 明豊の投手力は非常に高いですね。常葉橘は初出場ながらよく健闘しました…庄司に次ぐ信頼できる投手がいれば…という試合でした。
中京大中京はヒヤリとしましたが、やはり強い! 大会前から優勝候補筆頭に挙げていましたが、甲子園での戦いを見て、夏に優勝するチームの特徴は兼ね備えている気がします。
花巻東の菊池は本領発揮ですね! 今日は素晴らしい投球を見せ、154キロを出したそうです!! そういえば今日は明豊の今宮も153キロを出したそうですね。自分が高校野球見始めたころは、130キロ台後半でも剛腕という認識だったんですが、今では140キロを出す投手はいっぱいいます。たった10年くらいで飛躍的に球速が上がっているように思います。
都城商は予想どおり智弁和歌山に勝ちました。番狂わせが当たることは嬉しいんですが、でもやっぱり智弁和歌山はもっと甲子園で見たいチームでした…。試合終盤は良い当たりがことごとく野手の正面だったりして、運にも見放された感がありました。





<19日の試合結果>
「帝京が9回サヨナラ勝ち。PLは古豪県岐阜商の前に力負け。」
―三回戦―
第1試合
県岐阜商(岐阜)6-3PL学園(大阪)
…先制し、終始試合を優位に進めた県岐阜商が31年ぶりのベスト8。PL学園は3度の得点した回の裏にいずれも失点をするなど、最後まで流れをつかめなかった。

第2試合
日本航空石川(石川)5-12日本文理(新潟)
…日本文理の強力打線が毎回の20安打で12得点と本領発揮し、打ち勝った。日本航空石川も10安打放ったが、4~8回は無安打・10三振と、中盤は打線が沈黙。日本文理先発伊藤は13奪三振完投。

第3試合
立正大淞南(島根)4-2東農大二(群馬)
…東農大二の左腕加藤を打ちあぐねていた立正大淞南が終盤に逆転、初出場で8強入りを果たした。東農大二は10安打を放ったが、好機を生かすことができなかった。

第4試合
帝京(東東京)4x-3九州国際大付(福岡)(9回サヨナラ)
…帝京が9回裏、1番伊藤の右越打でサヨナラ勝ち。九州国際大付は7回に勝ち越し、先発の納富も好投していたが、終盤持ちこたえられず、惜しくも敗退。



PLは敗れましたが、エース中野・4番歓野を欠いて甲子園に来ただけでも相当大健闘だと思いました。むしろ初戦で聖光学院に負けると予想していたので、選手のみなさんはよくやったと思います!
ちなみにタイトルにも書きましたが、県岐阜商は戦前には春夏4度制覇している強豪でした。
日本文理は夏は意外にも初の8強です。まぁ意外でもないか? 甲子園に出始めたのは最近ですしね。
第4試合はやはり好ゲームになりました。途中経過を見て「帝京終わった」と思いましたが、さすがです。九州国際大付はエース納富に強力打線と印象に残るチームでした! 





<18日の試合結果>
「智弁和歌山土壇場9回に逆転勝ち、16強出そろう。」
―二回戦―
第1試合
東北(宮城)3-2日大三(西東京)
…東北が初回、日大三先発関谷の立ち上がりを攻め先制、9回に犠牲フライで勝ち越した。日大三は8回のスクイズ失敗が痛かった。東北の先発佐藤は失点した回以外は連打を許さず、強打の日大三から12奪三振で完投。

第2試合
都城商(宮崎)8-3三重(三重)
…都城商が5回の集中打で勝ち越し、逃げ切った。三重は8安打を放ったが、終盤は都城商の好投手新西の連打を許さない投球で得点出来なかった。

第3試合
智弁和歌山(和歌山)8-5札幌第一(南北海道)
…智弁和歌山が土壇場9回に集中打で4点を奪い逆転勝ち。札幌第一は智弁和歌山の好投手岡田から4回までに5点を奪い、試合を優位に進めたが、中盤以降立ち直った岡田の前に終わってみれば12の三振を喫した。なお智弁和歌山の高嶋監督はこの勝利で、監督として最多タイの甲子園通算58勝目。



いやぁ、日大三負けましたね。今日もあまり打てなかったようです。結果としては西東京の今年の投手のレベルは高くなかったということになるんですかねぇ? まぁ、残念ですが、一発勝負のトーナメントは難しいです。 日大三高ナインのみなさん、お疲れ様でした!
都城商は100%勝つと思っていましたが、まぁ予想どおりでホッと。智弁和歌山はやっぱり強いですね。あの展開でも勝っちゃうあたり、さすがとしか言いようがないです! そして高嶋監督は甲子園通算58勝で歴代1位タイです!





<17日の試合結果>
「花巻東・菊池が完投で勝利、中京大中京は9回サヨナラ勝ち。」
―二回戦―
第1試合
高知(高知)6-7常葉橘(静岡)
…常葉橘が2回、6回の集中打で逃げ切った。高知は終盤追い上げたが、積極的な走塁が仇となる場面が多くみられた。常葉橘の先発庄司は13安打を打たれながらも完投。

第2試合
長野日大(長野)7-6天理(奈良)
…長崎日大が7回に4番の北沢の適時打で逆転勝ち。天理は序盤から長崎日大の先発加藤を攻め立てたが、継投策にかわされる形となった。

第3試合
関西学院(兵庫)4-5x中京大中京(愛知)(9回サヨナラ)
…中京大中京が9回、3番河合のソロHRでサヨナラ勝ち。関西学院は終盤まで中京大中京を苦しめ、9回には連打で逆転の好機も作ったが及ばず、89年ぶりの夏2勝はならなかった。

第4試合
横浜隼人(神奈川)1-4花巻東(岩手)
…花巻東が7回に1番柏葉の2ランで勝ち越し、逃げ切った。横浜隼人は飯田-萩原-今岡の継投で粘ったが、最後まで大会No.1投手菊池を捉えられなかった。



うーん、高知が勝つ予想をしていたんですが、惜しくも敗れました。公文君は良い投手でした。大学や社会人で野球続けるでしょうか?
天理の敗戦はさらに誤算でした。でもよく思い返してみると、天理って格下と思われる学校にコロッと負けたりすること多いですね。
関西学院は頑張りました…9回の攻撃なんてもう完全に関西学院ムードでしたし、地元兵庫ということもあり、応援もすごかったようです!
ちなみに自分は中京大中京を優勝候補の筆頭に挙げていたので、ヒヤヒヤしてました。笑
横浜隼人は…うーん若干ミスが出ちゃったかな? ただ格上相手によく健闘したと思います。横浜隼人を甲子園で見れるのって人生最初で最後かなぁと思ったり思わなかったり……逆に今年の隼人の快進撃で神奈川の勢力図がどう変わるかというのも楽しみですが。






<16日の試合結果>
「49代表出そろう。第2試合では帝京が登場。好ゲーム続々…。 」
―二回戦―
第1試合
東農大二(群馬)2-1-青森山田(青森)(延長10回)
…東農大二が延長10回に連打で勝ち越して三回戦進出を決めた。青森山田は再三のピンチを乗り切ったが、打線が東農大二の加藤の丁寧な投球の前に沈黙した。

第2試合
敦賀気比(福井)1-5帝京(東東京)
…帝京が序盤に敦賀気比の好投手山田を強打で攻め立て、逃げ切った。敦賀気比は終盤に帝京のエース平原を捉えはじめたが、9回2死までに11の三振を喫した。

第3試合
樟南(鹿児島)1-3九州国際大付(福岡)
…九州国際大付が9回に4番榎本のHRで勝ち越した。樟南はエースの空地が8回までに許したのはわずか3安打と好投したが、最後に力尽き、打線も九州国際大付の継投の前に封じられた。

第4試合
明豊(大分)4-0西条(愛媛)
…明豊が2つの本塁打と集中打で、三回戦進出。西条は序盤に明豊の先発野口に対し三度の好機を作ったが、いずれも生かせなかったのが痛かった。



昨日の日記に「接戦なら東農大二に分あり?」と書きましたが、その通りの展開になって心の中でガッツポーズでした。笑
帝京はやはり力ありますね。優勝候補校の1つであることは間違いないでしょう。何となく辻内・平田の時の大阪桐蔭(この年夏の甲子園4強)的な感じですね。
樟南は近年なかなか勝てませんね…復活を期待したいところです。
明豊×西条は派手に予想外しました(苦笑) ちなみに熱闘甲子園は今宮にスポットを当てすぎだと思います…いい選手だけれども、そこまでの選手だとは思えない…。





<15日の試合結果>
「2試合がサヨナラ決着 ―たった1球の怖さ―」
―二回戦―
第1試合
PL学園(大阪)6-3聖光学院(福島)
…PL学園が3-3の6回に勝ち越し、逃げ切った。聖光学院は初回に先制、6回にも追いつき、先発の横山が11奪三振と力投したが、PL学園の打線が一歩上回った。

第2試合
明桜(秋田)2-3x日本航空石川(石川)(延長12回サヨナラ)
…春夏通じて初出場の日本航空石川が延長12回、相手捕手の悪送球でサヨナラ勝ち。明桜は評判のエース二木が素晴らしい投球を見せたが、打線が2回以降攻めきれなかった。

第3試合
日本文理(新潟)4-3寒川(香川)
…日本文理が序盤苦しむも、後半に打線が寒川の斉・高橋涼の「二枚看板」を捕らえ逆転勝ち。寒川は中盤まで試合を優位に進めるも、日本文理のエース伊藤が後半調子をあげ、加点できなかった。

第4試合
立正大淞南(島根)1x-0華陵(山口)(9回サヨナラ)
…ゼロ行進の投手戦は、9回裏・立正大淞南の6番後藤のサヨナラHRで決着。華陵は序盤のチャンスを生かせず、逆にエース安達を打ちあぐねていた立正大淞南に、たった1本で敗れる形となった。


聖光学院は経過を見る限り、途中まで予想していた番狂わせを期待させましたが、さすがにPLは強いですね。明桜は非常にかわいそうな結末でした…あれは…言葉が出ないです。第4試合、素晴らしい試合だったようですね。第2試合もそうですが、たった1球で決まるのが野球だということをつくづく思い知らされます……。





<14日の試合結果>
「智弁和歌山・岡田が13奪三振、2安打完封で初戦突破。」
―一回戦―
第1試合
智弁和歌山(和歌山)2-0滋賀学園(滋賀)
…智弁和歌山がエース岡田の3回以外毎回の13奪三振、被安打2の完封で勝利。滋賀学園はエースの棚上が好投したが、打線が岡田を最後まで捉えられなかった。

第2試合
鳥取城北(鳥取)3-6札幌第一(南北海道)
…札幌第一が相手のミスなどに乗じ、得点を重ね、逃げ切った。鳥取城北は札幌第一を上回る10安打を放ったが、牽制死やタッチアップ失敗などで、攻めきれなかった。

―二回戦―
第3試合
県岐阜商(岐阜)14-6山梨学院大付(山梨)
…県岐阜商が初回に6安打7得点の猛攻などで、突き放した。山梨学院大付は3、8回に集中打を浴びせたが、初回の大量失点が最後まで響いた。



智弁和歌山のエース岡田は評判通りの投球でした。チーム全体としてはどうだろうか…まぁ何だかんだ8強までは行きそう?
山梨学院大付は初回が響き敗退。そういえば9年前に甲子園出たときのエース玉山はなかなかの好投手だった記憶があります。あの時は青野の樟南に初戦で負けたんだっけかな? あの年は智弁和歌山がチーム打率記録樹立、柳川の香月、浦学の坂元など話題の多い甲子園だった気がします。





<13日の試合結果>
「日大三、3安打に封じられるも辛勝。」
第1試合
倉敷商(岡山)2-8東北(宮城)
…東北が2回、打者11人の猛攻で6点を奪い試合を決めた。倉敷商は8回の無死満塁の好機で1点に終わるなど、東北の3投手の継投の前に5安打に封じられた。

第2試合
日大三(西東京)2-0徳島北(徳島)
…両校合計7安打、息詰まる投手戦を日大三が逃げ切った。徳島北はエース阪本が日大三打線を5回以外無安打に抑えるなど素晴らしい投球を見せ、攻撃でも好機を作っただけに、4回の守りのミスが悔やまれる。

第3試合
聖望学園(埼玉)1-5都城商(宮崎)
…都城商が、聖望学園のエース佐藤の立ち上がりを攻め、序盤のリードを守りきった。聖望学園は最終回に1点を返し意地を見せたが、7回まで1安打に封じられるなど、打力の不安が出てしまった。

第4試合
熊本工(熊本)4-5x三重(三重)(延長10回サヨナラ)
…今大会初の延長戦はサヨナラ決着。熊本工は9回に一旦勝ち越したが、リードを守り切れず、延長10回力尽きた。三重県勢は夏の甲子園11年ぶりの初戦突破。



日大三は辛勝でした。4回は相手のエラーのみで得点、ヒットが出たのは1点を奪った5回のみと、強力打線は影を潜めてしまいました。ただ、ここはやはり徳島北のエース阪本を称えたいところです。日大三としては、初戦このように勝ったことは大きい気がします。気を引き締めて東北と戦えるのではないでしょうか。 聖望学園に関しては正直勝つ要素はほとんど無いと思っていましたが、力負けでした。そういえば埼玉代表って浦和学院も含めてなんか毎年物足りない野球をする印象があります。なぜでしょうね?? 三重のサヨナラ勝ちで、三重県勢は夏の甲子園11年ぶりの突破だそうです。三重県代表のチームは毎年好投手を擁しながらも打てずに負ける印象がありますが、今年は違うタイプのチーム?





<12日の試合結果>
「伝統校、初出場校、春準V校…一回戦続々。」
関西学院(兵庫)7-3酒田南(山形)
…70年ぶりの関西学院が、終始試合を優位に進め初戦突破。地方大会全試合無失点の酒田南の安井は粘りの投球を続けたが、13安打を浴びた。

龍谷大平安(京都)1-5中京大中京(愛知)
…春8強の中京大中京が、2回の5点を守りきった。龍谷大平安は2番手の出村が好投したが、中京大中京の好投手堂林を打ちあぐねた。

伊万里農林(佐賀)2-6横浜隼人(神奈川)
…中盤の集中打で、初出場校対決を横浜隼人が制した。伊万里農林は序盤の好機を逸したことが痛かった。

花巻東(岩手)8-5長崎日大(長崎)
…春準優勝の花巻東が、苦しみながらも8回に逆転し初戦を突破。長崎日大は3本塁打などで、大会No.1投手菊池を攻め立てたが、終盤の花巻東の攻撃を止められなかった。



自分が優勝候補筆頭に挙げた中京大中京は初戦を突破しました。花巻東に関しては初戦敗退の予想をしていたのですがさすが春準優勝校、地力はありますね。そして横浜隼人は無事初戦突破しました。よかったよかった…次は花巻東と対決しますが、何となく何かやってくれそうな気がして楽しみです。





<11日の試合結果>
常葉橘(静岡)2-0旭川大高(北北海道)
…常葉橘が初回の連打で先制、投手戦を逃げ切った。旭川大高はエース柿田が2回以降常葉橘をわずか3安打に抑え、打線も1番藤森が3安打を放ったが、あと1本が出なかった。

長野日大(長野)10-8作新学院(栃木)
…長野日大が両校合計27安打のシーソーゲームを、6回の集中打で逆転し逃げ切った。作新学院は13安打を放ち、最終回も一打同点の好機を作ったが及ばなかった。

天理(奈良)15-1南砺福野(富山)
…天理が初回相手投手の制球難に付け込み一挙7点を奪うなど投打に圧倒した。南砺福野は5回に内野ゴロの間に1点を返すが、四死球・失策などが目立ち、自滅した形となった。

如水館(広島)3-9高知(高知)
…2度の降雨ノーゲームを経て、高知が夏の甲子園30年ぶりの勝利。如水館は7回の連続押し出しなどを含む5失点が悔やまれる。高知の好投手・公文は14奪三振。






<8日の試合結果>
「「ミラクル八千代」惜敗。」
第1試合
常総学院(茨城)4-8九州国際大付(福岡)
…九州国際大付が中盤の集中打で鮮やかな逆転勝ち。常総学院は3回までに4-0と先行したが、尻あがりに調子を上げた九州国際大付・納富を捕らえきれなかった。

第2試合
明豊(大分)4X-3興南(沖縄)
…明豊が終盤に粘り、9回サヨナラ勝ち。興南は好投手島袋の好投も及ばず、春に続いて初戦で姿を消した。

第3試合
八千代東(千葉)2-3西条(愛媛)
…西条が粘る八千代東を振り切り初戦突破。八千代東は西条の好投手秋山に3安打に抑えられながらも食らいついたが、一歩及ばなかった。



茨城常総学院は4年連続の初戦敗退でした。強豪復活はまだまだ先のようです。
興南の好投手島袋は2年生、惜しくも敗れましたが、来年も期待。
「ミラクル八千代」は予想以上の善戦、千葉県を勝ち上がった力の片鱗は見せました。





ちなみに…
<91回大会の個人的応援校×2>
・横浜隼人(神奈川)
→劇的な勝利の連続で、念願の初出場を果たしました。自分は神奈川出身ということもあり、毎年神奈川代表を応援しているので、今年は横浜隼人を応援です。さて、この横浜隼人、県内では長らく8強、16強あたりの常連校で「第2グループ」的な学校でした。しかし今年は大会序盤から苦しみながらも、昨夏甲子園4強で甲子園常連校の横浜、桐光学園、桐蔭学園などの学校を次々と倒してきました。エースの今岡は笑顔の似合う2年生。強気な投球とシンカーが武器です。攻撃ではバントをあまり使わず、強攻や足を使った攻撃が持ち味。正直優勝するとは思いませんが、神奈川大会で見せた粘り強さと、積極的な攻撃が上手くハマり、波に乗れば面白いかもしれません。

・日大三(西東京)
→西東京の地区に住んでいる私ですが、例年特に西東京代表の学校を応援するということはありません。しかし今年は私の母校を破ったので、甲子園でもぜひ勝ってもらいたいと思います。予選でのチーム打率.488は全49代表中トップです。甲子園でも野手の間を抜く鋭い当たりを連発し、勝ち進んでいただきたいと思います。エースの関谷は何となく全国制覇した2001年のときのエース近藤に似ている気がします。2番手以降も力があり、8年ぶりの全国制覇に期待がかかります。


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